足場の重要性について

外壁工事では何よりも最初に足場の組み立てを行います。

架設工事自体は規模にもよりますが、1〜2日で終わることが多いのですが、設置された足場は養生・高圧洗浄・塗装など外壁工事全ての作業の安全性と作業効率、施工品質にずっと関わる存在です。

足場を組むことで、足元が安定し、建物の周りの作業スペースも増えます。脚立やハシゴではそうはいきません。

足場にはいくつかの種類があり、建物の規模や立地などに応じて適切なものを選びます。

ロープやブランコなども足場の一種ではありますが、枠組み足場が設置できる場合より不安定な状態で工事を行うため、安全性や、塗りムラなど仕上がりにも影響が出る可能性がある為、足場が設置できないやむを得ないケース以外では足場を設置することをおすすめします。

足場を組んだ後、飛散防止ネット(メッシュシート)を足場に張ります。足場に取り付けることにより、建物全体を覆うことができ、高圧洗浄の水しぶきや工事中に発生する粉塵や塗料などの飛散から現場周辺を守ります。

足場を組むことで工事工程をスムーズに行うことができ、安定した環境で工事を行えることで物や人の落下防止など、安全面も高まります。

足場の設置は、高品質な工事を行う上でとても重要な役割を担っています。