シーリング工事の重要性について
雨水の侵入は建物にとって劣化を早めてしまうとても厄介な問題です。
外壁の隙間を塞ぎ、防水をしてくれる重要な役目をするのがシーリングです。
シーリングの主な効果は
★外壁材の隙間、目地の充填
★窓枠や水回りなどからの水の侵入を防ぐ
★外壁のクラック(ひび割れや亀裂)の補修
★建物が地震などにより揺れた際、壁などの建材同士がぶつかることを防ぐ(クッションの役目)
など、建物にとって様々な重要な役割を担っているのがシーリング(コーキング)です。
施工したては指で押すとしっかりとしたゴムのような弾力があります。
少しずつ劣化が進み7〜8年で交換のタイミングと言われていますが、放置をすることでひび割れや亀裂が入るようになり、悪化していくと真ん中が切れてきまう(破断)が起こる場合があります。
その後も劣化が進むことにより、弾力がどんどん弱くなり外壁との隙間が空いていき(肉やせ)最終的には剥離をおこし剥がれてしまうことがあります。
目立つ工事ではないものの、縁の下の力持ちのような存在がシーリングです。
外壁塗装や修繕工事の際にはシーリング工事を同時に行い、年数が経ち再度塗装などの工事をする時には同じタイミングでシーリングの補修、交換をおすすめしております。